反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉08 責任者出てこい。これはヤツらの戦争だ。
2008-10-15


今年もやります。反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉08に、参加、賛同を!(MN)



反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉08 責任者出てこい。これはヤツらの戦争だ。

いったい誰が望んだのか。「アメリカ同時多発テロ」の丹念に数えあげられた2973の死体の上で、世界最大の軍事〓経済国家群が「対テロ戦争」を宣言して7年。アフガンで、イラクで、パレスチナで、積み上げられた死体はいまだ数えられたことすらない。住宅バブルを享受したアメリカが、旺盛な消費欲で世界経済を牽引した7年。対テロ戦争の戦場となったこれらの地域では、家が焼かれ、橋が落とされ、戦闘ヘリの爆音と機関銃の掃射に脅かされる日々が続いている。人と人々の生きる基盤は、いまこの瞬間にも壊され、生への希望を奪い続けている。

いったい誰が思いついたのか。戦闘は旧装備をスクラップし新兵器の効果を試すために企画され、戦場はアメリカ政府と委託契約を結んだ民間の軍事専門企業のビジネスシーンとして維持されている。オイルの確保と先進各国の軍需企業が投資家たちに約束した配当を維持するために、不安定な生を強いられる人々を作り出し「対テロ戦争」への参加という出口のみを用意する。アメリカの貧乏人はアフガンやイラクの貧乏人を殺す意思を持てば、自らの状況を劇的に改善できるのである。その道を行くも行かぬも自己責任。「希望は戦争」は現実なのだ。

戦争は誰も望まず、誰が企図したものでもない、のではない。また戦争は皆が望み、皆が支えた、のでもない。戦争は自然災害ではなく人為であり、戦争を望み、計画し、制度とした者たちがいるからである。戦争を終わらせるために彼/彼女らを名指そう。この戦争は私たちの戦争ではない。ヤツらの戦争なのだ。

2008年10月7日
反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉08実行委



【フェスタ2008概要】
○ プレ企画 リアリティツアー2「62億ってどんなだよ……。麻生首相のお宅拝見」
 日時:10月26日(日) 15時‐
 場所:渋谷駅ハチ公前集合
○ 屋内企画
 日時:11月29日(土) 13時‐21時    資料代:500円
 場所:渋谷勤労者福祉会館(原宿駅、明治神宮前駅から徒歩10分)
○ デモ
 日時:11月30日(日) 15時-
 場所:渋谷・宮下公園出発
【スタッフ募集】
ともにフェスタをになってくれる仲間を募集中。連絡乞う!
【連絡先】
新宿区西新宿4-16-13MKビル2F フリーター全般労働組合気付
反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉08実行委員会
03-3373-0180(担当:山口)
blog:[URL]
e-mail:war_resisters_fes(at)yahoo.co.jp
【実行委運営上の確認】
運動の仲間に組織暴力を行使する人々と警察官および警察への協力者の参加は断ります。



///「反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉2008」への賛同をお願いします///

2004年から秋深まるころに開催してきました「反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉」。
「生きのびる」を打ち出した昨年から、はや1年がたとうとしています。今年は10月26日のプレ企画を皮切りに、11月29日(土)渋谷勤労福祉会館で屋内企画、11月30日(日)にデモを実施する予定で実行委員会を形成し、準備を始めています。
今年のテーマは「責任者出てこい、これはヤツらの戦争だ。」です。アフガン戦争から7年、アメリカが主導した「対テロ戦争」は、アフガン、イラク、パレスチナの人々の生存の基盤をいまなお破壊し続けています。一方、日本政府は自衛隊をイラク派遣するなど「対テロ戦争」を積極的に支えてきました。いまなおインド洋では海上自衛隊が給油活動を継続して兵站の維持を担い続けています。

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